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五月からずっと同じ匂い

初めて近くに感じたあの日からずっと

ちょっと寒かった春が過ぎて夏がきて夏が過ぎて秋も過ぎて冬がくる

修学旅行

ハートのポイフルあーんてした

ポイフル大好きだけど結局全部あげた

喧嘩して三キロ痩せた

怒って泣いた

仲直りのメールに泣いた

夏休み何度も会えた

二人だけの時間だった

第二の始まりがこの頃

回数増えれば求めるばっかりになる

自分でもわかってる

会う日、会わない日

泣く日、笑う日

保乃の中にはいつもいて

保乃の存在は…

それでも幸せなんだもん

馬鹿だなって思う

利用なのか頼られてるのか

それでもみんなが知らないよーなとこを保乃は知ってる

関係は…深い？

1回だけ、なんとなく聞こえた言葉。

きっともう二度と言ってくれない

あのとき　うん　って言ってたら……どうなってたかな

一昨日、やっぱり保乃は…

寒かったけどさ、寝られちゃったけどさ、それでも…

保乃を優先してくれた

それだけでもほんとはすっごい嬉しい

ほんとはね、同じとこ行こって言いたい

でもね、夢を壊すわけにはいかない

落ち着く場所

何よりも安心する場所

眠くても唯一我慢できること

なんでも話せる人

すべてを許せる人

保乃は今年、そんな人に出会えた

悲しさをくれるけど

そんなこと忘れるくらいのおっきい幸せをくれる人

早く卒業したい

留学したい

でも離れたくない

今この場にいること

出会えたこと

奇跡が重なった運命

大嫌いだけど

大好きな人

受験が近づく

保乃はきっと周りがみえなくなる

会える日数

あと少し…

会えなくなる

楽しかったようで、

でも正直、楽しくなかった中学校

今年、輝いたのは君と過ごした時間